フィラリア予防薬のお話。
フィラリアのシーズンですね。
今日はフィラリア予防薬についてちょっとお話してみようと思います。
なるべく簡単にわかりやすいよう説明できるといいんだけど。
今日はフィラリア予防薬についてちょっとお話してみようと思います。
なるべく簡単にわかりやすいよう説明できるといいんだけど。
フィラリア予防薬について、間違った認識をされている方も多いみたいです。
予防薬は月に1回というのが定番になっていますが、あれは1回飲んだら1ヶ月その効力があるという意味ではないのをご存じですか??
月に1回飲めば、その1ヶ月はバリア(抗体)的なのができてフィラリアから愛犬を守ってくれると思っている方は結構いるのではないでしょうか??
私も高校生の時、実家で飼っている犬に与えている頃はそう思っていました(笑)
だから飲ませ忘れていることに気づいた時、投薬予定日から3日経過していたら、「もしかしてその3日間のうちに感染してたらどうしよう(汗)?」なんて悩んだこと、あります(笑)
でも実はあれはそういうものじゃなくって、その予防薬を飲むことによって、その日までに愛犬の体に入り込んだフィラリアの赤ちゃんをその日にまとめて駆虫するという戦法なんです。
赤ちゃんの段階だと(いや、赤ちゃんというか、実際は幼虫から成虫になるまでの段階がいろいろあるようですが^^;ここでは簡素化しちゃいます(笑))、まだ心臓等には到達していないのでフィラリアの赤ちゃんが愛犬にダメージを与えることはありません。
ただ、予防薬には成虫を殺す力はありませんので(ダメージは与える)、入り込んだフィラリアが赤ちゃんのうちに予防薬を飲んで駆虫する必要がある為、定期的に与えているわけです。
なので、予防薬を飲んだ1週間後に蚊にさされたとして、その蚊がもしもフィラリアを持っていたとしたら、愛犬の体内にはまた普通に新たに赤ちゃんが侵入してくるわけです。
ということで、そのフィラリアベビーはまた次回(一般的には前回の投薬1ヶ月後)飲む薬で駆虫されるまでは体内で生活してらっしゃるのです。
フィラリアは、成虫にさえならなければ、フィラリア予防薬をのませることで防ぐことができる病気です。
なので、体内にいるフィラリアベビーが成虫にならない間隔で予防薬はのませる必要があります。
で、じゃぁフィラリアは1ヶ月で大人になるの??
と聞かれると、答えはNOです。
・1ヶ月に1回だと、『毎月1日はフィラリア予防薬の日』等と決められて覚えやすく、その分投与し忘れを防ぐことができるから。
・ギリギリまで引っ張るとリスクが高まるから。
上記2点の理由により、毎月1回というのが定番になったのだと思います。

なので。
最後のフィラリア予防薬の投薬時期はとても重要です。
最後のフィラリア予防薬を投薬して以降に体内にフィラリアの赤ちゃんが入ってきてしまっていたら、それを駆虫することなく過ごしてしまうので、来シーズンまでの間に成虫になってしまい、その子はフィラリア症となってしまうのです。
もちろん全ての蚊がフィラリアを持っているわけではないので、『刺された=フィラリアに感染する』というわけではないですけどね。
だから最後のフィラリア予防は、蚊がいなくなったなぁとなった頃(以降)にする必要があります。
いなくなったからもうあげなくて大丈夫・・・というわけではありません。
バリア(抗体)的な考えであげているとここを勘違いしやすくって、最後にのませ忘れしちゃったり投薬をやめてしまったりするんだと思います。
フィラリアは、きちんと予防していれば防げる病気です。
皆さま、気をつけて愛犬をきちんと守ってあげましょう。
予防薬は月に1回というのが定番になっていますが、あれは1回飲んだら1ヶ月その効力があるという意味ではないのをご存じですか??
月に1回飲めば、その1ヶ月はバリア(抗体)的なのができてフィラリアから愛犬を守ってくれると思っている方は結構いるのではないでしょうか??
私も高校生の時、実家で飼っている犬に与えている頃はそう思っていました(笑)
だから飲ませ忘れていることに気づいた時、投薬予定日から3日経過していたら、「もしかしてその3日間のうちに感染してたらどうしよう(汗)?」なんて悩んだこと、あります(笑)
でも実はあれはそういうものじゃなくって、その予防薬を飲むことによって、その日までに愛犬の体に入り込んだフィラリアの赤ちゃんをその日にまとめて駆虫するという戦法なんです。
赤ちゃんの段階だと(いや、赤ちゃんというか、実際は幼虫から成虫になるまでの段階がいろいろあるようですが^^;ここでは簡素化しちゃいます(笑))、まだ心臓等には到達していないのでフィラリアの赤ちゃんが愛犬にダメージを与えることはありません。
ただ、予防薬には成虫を殺す力はありませんので(ダメージは与える)、入り込んだフィラリアが赤ちゃんのうちに予防薬を飲んで駆虫する必要がある為、定期的に与えているわけです。
なので、予防薬を飲んだ1週間後に蚊にさされたとして、その蚊がもしもフィラリアを持っていたとしたら、愛犬の体内にはまた普通に新たに赤ちゃんが侵入してくるわけです。
ということで、そのフィラリアベビーはまた次回(一般的には前回の投薬1ヶ月後)飲む薬で駆虫されるまでは体内で生活してらっしゃるのです。
フィラリアは、成虫にさえならなければ、フィラリア予防薬をのませることで防ぐことができる病気です。
なので、体内にいるフィラリアベビーが成虫にならない間隔で予防薬はのませる必要があります。
で、じゃぁフィラリアは1ヶ月で大人になるの??
と聞かれると、答えはNOです。
・1ヶ月に1回だと、『毎月1日はフィラリア予防薬の日』等と決められて覚えやすく、その分投与し忘れを防ぐことができるから。
・ギリギリまで引っ張るとリスクが高まるから。
上記2点の理由により、毎月1回というのが定番になったのだと思います。

なので。
最後のフィラリア予防薬の投薬時期はとても重要です。
最後のフィラリア予防薬を投薬して以降に体内にフィラリアの赤ちゃんが入ってきてしまっていたら、それを駆虫することなく過ごしてしまうので、来シーズンまでの間に成虫になってしまい、その子はフィラリア症となってしまうのです。
もちろん全ての蚊がフィラリアを持っているわけではないので、『刺された=フィラリアに感染する』というわけではないですけどね。
だから最後のフィラリア予防は、蚊がいなくなったなぁとなった頃(以降)にする必要があります。
いなくなったからもうあげなくて大丈夫・・・というわけではありません。
バリア(抗体)的な考えであげているとここを勘違いしやすくって、最後にのませ忘れしちゃったり投薬をやめてしまったりするんだと思います。
フィラリアは、きちんと予防していれば防げる病気です。
皆さま、気をつけて愛犬をきちんと守ってあげましょう。
| 私(DLSC)の考え。 | 20:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑