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三重県伊賀市のドッグホテル Dog Life Support Canon

三重県伊賀市でドッグホテルをしているドッグトレーナーのBlog

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是非いま一度考えていただきたいこと ~3~

今日も続きます!
3日目!!

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でね、
犬は、パピー期はね、順応性が犬生の中で一番高いんです。
『社会化期』と言われるのはその為。
自分の置かれている世界の中で生き抜いていかないといけないから、その世界のものを受け入れて順応しようとするのです。
いろんなものに興味を持ったり、受け入れたりしやすい時間。

で、
少し成長してきて、、、
生後5~6か月くらいになると、次は徐々に警戒心が出てきます。
これも、動物が生き抜くために必要なことです。
いつまでも『え~!あれなんだろう??わ~!見に行ってみよう♪』と興味だけが突っ走っていると、そのうちに命の危険にさらされかねません。
(人に守られて生活している現代のコンパニオンアニマルにとってはその必要性はそんなにないのかもしれませんが^^;でも野生の動物で考えるとイメージがわきやすいかも。)
自分の身を守るために警戒心というものも大切な機能なのです。

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ワクチンをすべて打ち終わってから、さていよいよ外に出そう、となると、言うてる間に警戒心が出始める時期に突入する。
まだ全然順応していない状態で、でも心は次のステップに移っていくのです。
もちろん、そこまできたらその後はもう何も順応できないというわけではありません。
犬はいくつになっても成長できる生き物です。
人と同じなんです。
そう、本当に人と同じで、やっぱり子供の時期が一番なんでも吸収します。
でも、シニアになっても吸収できないかと聞かれるとそうではないですよね。
そうだけども、でも子供のようにはいかない。

だからこそ、子供の時期というのは貴重なのです。
育てる側にとっての労力も全然違いますし、ステップアップしていくスピードも全然違います。
そうなってくると、多くの人にとって、育てる側の楽しさも全然違ってきます。
そして人間側が楽しんで育てているかどうか?これが育てられている犬側にとってもいずれ大きな差となってきます。

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犬を1歩ずつ『育てる』のか、問題行動と呼ばれるものが出始めてからそれを『矯正』するのか。
『犬のしつけ』ってひとくくりに言われるけども、実はこの2つではやるべきこと&意味が全然違います。
先手を打つか、後手で対応するのか。



あー、なんか大変。
話の収拾がつかなくなってきた(汗)
どうする(笑)^^;
とりあえず明日へ続く~!!

| 私(DLSC)の考え。 | 20:43 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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是非いま一度考えていただきたいこと ~2~

昨日の続きです。
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ちょっと話が飛びますが、
私は『愛犬の今の年齢を人間で換算すると・・・』っていうものが嫌いです^^;
犬は犬であって、決して人ではないので、そういう比較は一概にできるものではないからです。
なのでそこはちょっとよくわからない質問だなぁと、ぶっちゃけいつも思ってます(笑)
でも、一般的にはそうやって擬人化してみることで初めてイメージがわくのか、『人で言うと何歳くらい?』って聞かれる機会はわりとよくあります。
なので今回はあえて人間で換算すると・・・方式でお話します(笑)

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犬の雑誌や、動物病院で『人間の年齢に換算すると・・・』的な表や、もしくはどこかの会社の売り込み用チラシ(カード)にそういう一覧表が載っているのを見たこと、1度くらいあるのではないでしょうか?
それを見ると、最初の1年が特に、人の年齢に換算するとかなり一気に成長する形になっていることと思います。
実際、犬は生後1年くらい経過するとフードを『パピー(幼犬)』から『アダルト(成犬)』と表示されているものに切り替える場合が多く、1年経つと成犬とみなされるケースが多いです。
実際には、小型犬はそれよりもっと早くに成熟していることが多いですし、大型犬はその逆で、心身共に2歳くらいまで、超大型になると3歳くらいまでかけてじっくり成長していく傾向にあるのですが。
なんて、個々のケースを想定するとキリがないので、
かなり大雑把ですが、ここでは生まれてから一年間で、人間でいう思春期になるということにしておきましょう。
さらに言うならば、思春期と一口に言っても幅があるので、ここでは『思春期』=16歳ということにしてみましょう。

1年間で16歳になる。
均等に割るのもおかしいけども、まぁここはわかりやすく均等に割ってみると、生後半年で8歳。
6か月で8歳ってことは、1か月ごとに1歳ちょっと加算されていくことになる。
生後2か月くらいまでの生い立ちは様々だし今回の話とはまた別の話題になるので端折っておこう。
で、生後2か月でオーナーさんの手元にやってくる。
そこからお散歩デビューが生後4か月だと考えたら、その期間およそ2か月。
人間でいう、2歳代から2年半くらいを社会から孤立した空間で過ごすということになります。
生まれた環境がすでに劣悪な子の場合は、生まれてから5歳くらいまでの間、ごく限られた世界しか知らないままなのです。

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前置きが長くなってしまいましたが、、、
生まれてから5歳くらいまでの間、外の世界をほとんど知らないまま育つ。
これがどれほどリスクの高いことか、わかりますか?

子育てをされたことのある方でしたらぱっとイメージができるのではないかと思います。
子育てをされたことのない方でも、きっとそのリスクはなんとなくでも想像がつくのではないかと思います。


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~~~~~~~~~またまた明日へ続きます!

| 私(DLSC)の考え。 | 20:41 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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是非いま一度考えていただきたいこと ~1~

今日から何回かに分けて、私が前々から思っていたことを書いてみようと思います。
文字ばかりなのは読みづらいと思うので、ところどころ本文とは関係なく撮りためた保育の画像を入れますね(笑)
いろんな意見があるとは思いますが、とりあえず最後まで読んでいただいてからコメント入れてくださるとうれしいなぁと思い、ひとまずこのお話が終了するまでの分はコメント欄を閉めておきます。
最終日はコメント欄をオープンにしますので、そこで感想いただけたらと思います。

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子犬を迎えたお家で、『まだワクチンが済んでいないからお外に出せない』という話を、本当によく聞きます。
これを読んでくださっている方の中にも、「うちの子もお散歩デビュー(初めて外を本格的に歩かせた日)は生後3~4か月(ひどい場合は5か月近く)になっていたわ」なんて方はおられるのではないでしょうか?

それくらい、この考えはよく浸透しているように思います。
浸透しているなんて言い方をするのはちょっと語弊があるかもしれませんが^^;


犬を迎えるとまず、ほぼ全員の方がお会いするなんらかの犬に関する「プロ」の人。
それは獣医さんだと思います。

そこでこの冒頭のお話を受けることと思います。
獣医さんがおっしゃることだから、正しいと思いますよね。
それ(家の外に出さないこと)は必要なことだと受け入れますよね。
獣医さんに言われたことですもの、そこでオーナーさんが真摯に遂行してしまうのはある意味仕方のないことだとも思っています。
そもそも獣医さんのおっしゃることは間違っていません。
その通りだと思います・・・・病気に感染する可能性を1%でも減らすためには。

私は別に獣医さんのおっしゃることが間違いだとか、全否定したいわけではありません。
獣医師としてそうおっしゃるのは当然のことだとも思っています。
当然・・・というか、仕方のないこと、の方が正しいニュアンスかな。



でも・・・・


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トレーナーの立場としては、それは病気のリスクを減らす一方でその子(犬)の心の成長にとってはとってもとっても大きなリスクを背負うことになるということを警告したいです。
だけども、それを伝えたいタイミング(生後2か月そこら、なのでつまり子犬を迎え入れたすぐの段階)で私(トレーナー)にコンタクトをとってきてくださるオーナーさんは、ごく僅かなのが現状です。



・・・って、偉そうに自分のことをトレーナートレーナーと書いて、今はもうホテルオンリーなのにねー(笑)
でも、トレーナーとして公に活動していない今だからこそ、書けることなのかもしれません。
え?トレーナーの資格保持を提示している以上、一緒か^^;?
いや、そうだとしても、これはいち個人の見解だと思ってもらえればいっか。
実際、『トレーナー』とひとくくりにしているけど、個々によって全然考え方は違うので、トレーナーすべてがそう思っているわけではないでしょう。
同じく、獣医さんもすべての方が『ワクチン接種がすべて完了するまでは外に出すべきでない』とのお考えとは限らないだろうし。


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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~明日へ続きます。

| 私(DLSC)の考え。 | 21:00 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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輪廻転生。

先日の、カノンのことを書いた記事にさらっと出してしまいましたが、私はかなり輪廻転生を信じているようです。

多分、だからお盆の時も『帰ってきてるかな?』とか『帰ってきてほしいな』とかって全然思わないんだと思います。
だってあの、私の前では『カノン』としてやってきてくれていた魂は、もう今はまた違う生命として、どこかで頑張って生きているんじゃないかなぁと思うんです。
あの時、たまたま私の目の前には、ベルジアンマリノアというメスの犬としての肉体を携えてやってきてくれていただけ。

2011年にお空へ還ったアリスも一緒だと思っています。
魂は常に輪廻転生しているのだと。

え、私のこの考え方、変わってる?
まぁ・・・変だったとしてもそう思っちゃうんだからもう仕方がないよね(笑)


けどね、その生まれ変わった生命が、『カノン』の意図があってのことか、単純に魂の意思とは関係なく、常に魂は関わり続けるものなのか、その辺りはよくわからないけども、でも時に身近なところにやってきてくれているような気にはなります。

例えば、ハエがいつまでも1匹だけしぶとく室内滞在している時とか(笑)

ヤモリがペタペタうちの窓を歩いていたりと我が家を家守(やもり)ってますってアピールやたらしてくる時とか(笑)

でもね、私が嫌いな部類の生物や家族に害を加えるヤツはダメっていつも伝えてます(笑)
なので、蚊がずっと1匹だけしぶとく室内にいてプーンプーンなーんてぬかしてると、
『はいアウトー!やり直し!!蚊はダメ。犬の敵。フィラリア媒介するから。』って言ってためらうことなく殺生!
大丈夫大丈夫。輪廻転生輪廻転生(´▽`)
うち、数年に1回ゴキブリが1匹ピロピロって出てくるの。
カノンがいなくなってからはまだ出たことないんだけども、出たらもちろんどうにかして息の根止める(; ・`д・´)!
カノンの魂かもしれないから、そのチョイスだけはもう二度としないように、
『それだけはあかん言うたやろぉ~P(`皿´)q!!!!!やり直ぉぉ~し((((((。-`ω-)!!!』
って、全力注いで叩きツブース!!!

・・・大丈夫大丈夫。輪廻転生輪廻転生(´▽`)


小さなクモや蛾とかがお家の中にちんまりいる分には、悪さしないよって伝えて子供たちにも放置プレイにさせてます。
蛾は飛び回られたりモスラサイズは困るけど(笑)
クモもタランチュラサイズやセアカゴケグモとかはダメだけど(笑)
子供が怖がったりと生活に支障が出る場合は、捕獲して外へリリースです。

そんな感じなので、『うっかり屋久島の杉の木とか選んだら、私の現世の人生で屋久島に行く予定は今のところないので、もしたまに会いにくるつもりがあるのならばその辺はよく考えて選べよ?』って思うのです。




たくさんの考え方がある中、私の場合はこんな感じです。
我ながらふざけた思考回路だな。

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最後に。

今日のブログ、決して何かの宗教への勧誘ではありません(笑)

| 私(DLSC)の考え。 | 20:53 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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育てる。

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本日保育Day♪

寒い~!!
けど犬達は今日も元気いっぱいです。

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犬達の会話は今日もおもろいです。

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おべんちゃらの達人、リク。
オベンチャラーって称号あげようと思う(笑)

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みんな元気に走り回る回る。
でも個々に呼ばれた時は中断してちゃんと来る。
これ大事なルール。


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その子なりにみんな各自でいろいろなこと考える。


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いいことも、悪いことも、思いつくもの。

でも人が一切介入しないと、当然各々にとって得なチョイスをするから、徐々に悪知恵合戦みたいになっていっちゃう。
犬達に任せて『正直者がバカをみる』ルールに流しちゃダメ。
だから人がちゃんと介入する。
きちんとルールを作る。
しっかり学ばせる。守らせる。
そういう日々の犬とのやりとりが、『犬育て』だと思う。

そうやってオーナーがちゃんと向きあっていると、人と会話のできる犬に自然となっていくものだと思う。



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今日はゴールデンのルナの誕生日♪

ルナとルナのオーナーさんに初めてお会いしたのは、確かルナが生後4~5か月くらいの時じゃなかったかな?
まだ小さかったルナがボヌールを怖がってヒョエェェ(:;)って逃げてたのがついこないだのようです(笑)
4歳おめでとう!!ルナ♪♪

| 私(DLSC)の考え。 | 20:12 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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